出来れば映画館で観たかった。
何故なら、下の奴がとってもウルサイからです。

と、いうよりは映画はやっぱり、映画館で観たいんですけどね。
この作品、ブラピが好きというよりは、監督のフィンチャーが好きで観たかったんです。
フィンチャーといえばMTV出身ですが、
元祖MTV出身といえば、ラッセル・マルケイ
マイケル・ジャクソン関係で、最近80年代のPVを観る機会が多かったが、
この人の撮ったデュランデュランのPV群も好かった。
あきらかに同郷のジョージ・ミラー(マッドマックスでおなじみ)の影響を受けたような画は、
個人的には結構好きでした。
MTVからの監督は、フィンチャーの後に出るスパイク・ジョーンズも
PV撮ってた時から好きで、映画も全部観てます。
当然、このデビッド・フィンチャーも映画初メガホンから注目していました。
その作品については、ここでは触れずにおきます。
前置きが長くなりましたが、復活してからはいい作品が続いてるので、
今回も期待してたのですが、劇場で見逃してレンタルという事になりました。
毎回上手いなと思わせるのですが、
この作品は今までとは、ちょっと違ってました。
今までだと、たまに上手すぎて、
ファイトクラブみたいに、早々にオチがわかっちゃったりする時もあります。
ア!でも、後でこれも凄く好きになりましたよ。サントラもカッコイイし!
では本題に戻ります。
この作品、寓話ではあるのですが、じっくりとドラマを撮りあげたなという印象でした。
VFXもさりげなく(結構使ってますが)、
ブラピの存在感とケイト・ブランシェットの演技力、
フィンチャーの抑え気味の演出が、実在する人物の伝記を見るような深みを与えていました。
あくまでも寓話ですけどね。
個人的には、たしかにアカデミーを取るほどではないかなと思いますが、
上映時間のわりには長く感じず、
むしろもう少し長くなってでも、2人の心の動きを丁寧に描いてほしかったかな・・・
でも、概は気に入っています。
こういう話、嫌いじゃないので。
ある意味、王道の恋愛映画かな・・・
それにしても、相変わらずブラピはカッコイイ!
それと雷おじいちゃんがカワイイ!