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2009 年 10 月 19 日
エコポイントで、液晶テレビ・・・

エコポイントで地デジ対応テレビやDVDレコーダー(ブルーレイも含めて)を

買い換えようという方も多いんじゃないでしょうか。

残念ながら私は、その制度が発表される前にプラズマテレビを買ってしまいました。(>_<)

ここでは、これからエコポイントを使って、

家電などの購入を考えておられる方へ

老婆心ながらプチアドバイス。

まず、エコポイントは来年の3月末までなので

ゆっくり買うものを検討しましょう。

米や独の車購入の助成と違って、

予算が切れたら終わるというものではありません。

この辺はさすが、経済大国日本、太っ腹!!

話はそれましたが、

なぜこのような事を言うかといいますと

最近、知人が液晶テレビを買った話を聞いたのです。

直接の知り合いではなかったので、後日聞いたのですが、

最初その方は、内蔵HDDの付いた液晶テレビ、

テレビ単体で録画できるタイプ(ウチのもこれですが、番組観るだけならかなり楽で便利です。)を買いに

某量販店に行ったそうです。

そこで店員の方にその機種の購入の意思を伝えると

「HDD内蔵のは、壊れると大変ですよ。」と言われたそうです。

そんなバカな!

昔のテレビデオじゃあるまいし(これもテレビ観るだけなら何も問題ない)

HDDが壊れたらドライブ換えるだけじゃないか。

ちょっと知ってればプロじゃなくても出来るレベルです。(ちょいと言いすぎかな?)

要するにメーカーに持っていかなくても

録画部分とHDDに関しては、エンジニアが家に来て済む作業です。(基盤を換えるか、ドライブを換えるか)

しかし、その方は言われるままに

液晶テレビ(外部に録画するタイプ)と外付けのHDDを買ったそうです。

最初からその機種が目当てで買うなら問題ないのですが、

安くない買い物ですし、長く使うものなのです。

家電製品エンジニアの私としては、納得して買っていただきたいのです。

賢く買う方法としては、また別の機会に語るとして、

基本的に店員に任せると

いまその店で売りたい商品を押してきます。

それはお客にとっていい商品ではなくて、

店が売りたい(処分したい)商品です。

すべてとは言いませんが、そういう事が多いです。

もちろん毎回とはいいませんし、

いい商品というのはその人の使い方によっても変わりますし、

中には良心的な店の方もいらっしゃいます。

ただ量販店などは、こういう場合が多いです。

わかりやすい例えでは、

メーカーの人気の無い機種等を安く大量に買い付け、

在庫にならないよう短期間でさばく。

当然在庫を大量に抱えてる間もコストがかかり、

その商品を安く仕入れたメリットがなくなるからです。

あたりまえの事ですが、

大手量販店ほど、そういう傾向が強いといえます。

かといって普通の方は、商品知識(マニュアル化されてるとはいえ)では、

店員さんにはかなわないと思います。

なので、出来るだけ店に行く前に

チラシやネットで商品を見てください。

画質に関しては、厳密に見ない限り、

薄型テレビ(デジタル機器)はみんな綺麗です。

アナログのブラウン管と違って、そんなに差はありません。

特に国産メーカーのものは。

ですから、デザインや色などの見ため、

欲しい機能(例えば録画機能など)で決めて、

店に行きましょう。

店で買いたい機種を決めるのではなく、

店員に話すときには指名買いをしてください。

色々言われてもこれがいいと言い切ります。

そうすると無理に他の機種をすすめる事も無いでしょう。

それでも何か言われたり迷ったら、

その日は帰りましょう。

お値段で納得できなくても同じです。

平常心でない時は、何でもそうですが、

いい買い物は出来ません。

テレビがこわれて、帰っても観れないという場合でもない限り、

乗せられてあわてて買う必要もないのです。

エコポイントはまだまだ待ってくれます。

ゆっくり決めてください。

ただ値段の安さだけを追求するなら

話は別で、ま、それは私でなくても・・・

でも、せっかくですから気に入った物を買ってください。

そして愛着を持って、長く大事に使ってください。

それが本当のエコだと思います。

 

 

 

 

 

2009 年 8 月 10 日
地デジについて

家電製品エンジニアの私が、地デジについて語りたいと思います。

そもそも2011年までに地上デジタル放送に完全以降なんて、「絶対むりだ!!」と

周りから聞かれてもそう公言しておりました。

先に始まった欧州でも予定よりズレ込み、国内でも対応テレビの普及の伸び悩み

(わざわざそれに合わせてテレビを買い換える人はいないでしょうし、私もそういう考えでしたが、

しかし一昨年、14年使ったテレビが壊れて購入しました)

何より山間部では電波が入らず、下手すれば今のアナログ放送の電波ですら、

ケーブルを通して視聴している状態の地域もあります。

それを解消するには[ミニ京都タワー]を山に何本も立てなきゃならないでしょうし、

都市部でも一軒家や、よっぽど古いアパートでもない限り、

中途半端な年数の集合住宅などは、配線も含めての工事も必要だろうし、

公共性を考えるとほぼ全国民が視聴できないと、アナログ放送は停止できないだろう。

もし国が援助するにしても、その膨大な費用はどうするのか?

総務省が適当に割り振ってた電波を整理したいだけで、どこまで現実的に可能なのか?

と、今年の頭までは思っておりましたが、

ここにきてエコポイントやら、国の力の入れよう、日本国民の生真面目さから、いや官僚のプライドから

何が何でも(どんなにお金を使おうと)キッチリ予定どうりに施行されるのではないかと・・・

ま、いろいろ矛盾もありますが、画はキレイで便利ですし、地デジ自体はホントにいいのです。

私も立場上、地デジカとともに普及活動を応援しております。

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次回は、地デジ製品について勝手に語ってみたいと思います。